車を持っている方は車庫の設計は大丈夫ですか?
車庫といってもいろいろな車庫があります。
住宅の横に個別に車庫を建てるもの、車庫の二階建て、車庫が居室に入り込んでいるもの、車庫をガレージにした「ピロティ方式」や車庫の二階をリフォームしたりなどなど、人によってさまざまです。
今回は、車庫の設計がダメなら健康が悪化する可能性が大きい!
建物の中の車庫はできるだけ避けて、車庫の上の子供部屋や寝室は絶対に厳禁な理由をお話しします。
このところ、都市部では駐車スペースの不足がますます深刻化していますが、個人の家でも敷地内に車庫の場所を確保するのに苦労することが多いようです。
車庫を住宅に取り込んだ「ピロティ形式」
苦肉の策として、一階の一部をガレージにした「ピロティ方式」の家を時折見かけますが、これは極力避けてほしいやりかたです。
自動車の排気ガスが猛毒であることはだれでも知っていますが、車を停めるときにもこの排気ガスが多量に出ます。
建物のなかに車庫をつくるのは、わざわざ家に排気ガスを送り込んでいるようなもので、健康によいわけがありません。
万一このような家にしてしまった場合は、
車庫の上にあたる二階部分を子供部屋や寝室にすることだけは絶対に避けるべきです。
家相・二階の間取りについては以下記事で詳しく紹介しています。
それから、車の後部が家に向く形でバックで車庫入れしているケースがかなり多いようですが、これも排気ガスを家に吹きつけることになります。
排気ガスの影響を少しでも防ぐには、車庫を住居に対して平行に設けることです。
⇒ビルトインガレージの家は引きこもりや登校拒否が起きやすい!
このように、車を敷地内に駐車するのはとかく問題が多いのです。
できれば敷地外に駐車場を借りるのが一番なのですが、駐車料金が高くてとても・・・という人のために、比較的安全な車庫の方位について説明しておきます。
車庫を作る注意点と安全な方位!
【北西、東南、西、東方位の車庫】
もっとも無難。
ただし住居から2メートル以上離すことが望ましい。
とくに安全なのは北西方位で、車の後部を北西か西の方角に向ければさらによい。
車庫が住居に接近し過ぎていると、北西方位にある場合は頭痛やケガが多くなり、東南だと胃腸を弱くし、虚弱体質になりやすい。
西方位は気管支炎や喘息など呼吸器をおかされやすく、東方位は胃けいれんや神経痛など痛みをともなう病気にかかりやすい。
【南西、南方位の車庫】
安全にするためには住居から少なくとも7メートルは離すこと。
南西方位の車庫が住居に接近していると、胃腸疾患や婦人病を引き起こしやすく、南の車庫は神経をおかされやすい。
【北、北東方位の車庫】
安全にするためには住居から10メートル以上離す必要があるため、この方位に車庫をつくるのは実際上むずかしい。
北の車庫は循環器系の病気になりやすく、また北束の車庫は身体の老化を早める。
とはいえ敷地に余裕がなく、どうしても住居のすぐそばに車庫をつくらざるを得ないこともあります。
そんな場合は、せめてもの防衛策として、車庫と住居の間に本を植えることです。
緑が空気を浄化し、車庫からの凶意をやわらげてくれます。
車庫が建物のそばにあると子供・老人が危険
なお、住居のそばに車庫があるときには、車庫に隣接した部屋を子供が使うことがないようにしてください。
たえず排気ガスにさらされていると、伸び盛りの子供にさまざまな問題が起きてくるからです。
家相・子供部屋については以下記事で詳しく紹介しています。
⇒子供部屋の採光と窓はとっても重要!子供部屋の方角が非常に大事なワケ
抵抗力が落ちている老人にも車庫の隣の部屋は危険すぎます。
夫婦の寝室も避けたほうがよいのはもちろんです。
家相・寝室については以下記事で詳しく紹介しています。
⇒寝室は最低でも6畳は必要!寝室の方角選びは幸福度が変わってくる!
ふだん使わない収納部屋や応接室などであれば、比較的無難といえるでしょう。
家相の間取りポイントについては以下記事で詳しく紹介しています。
⇒中庭のある家やL字型の家では家族がバラバラになり大切な物を失う!
車庫の改造例
車庫の改造例1
車庫の改造例2
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