家相のよい家とは、採光と通風に恵まれた家だ。
高断熱や高気密の家は確かに生活する上で快適と思われがちだが、必要以上に作り過ぎるのは家相上は危険なのだ!
日当たりがよく、風通しのよい家は、家の中の気がすばらしく、そこで生活している人間も活力に満ちていて、とにかく元気が出る家になる。
しかし、凶相の家に住むと、活力が失われ、元気がなくなってしまい、精神的にも肉体的にも落ち込んでしまう家になる。
高断熱や高気密の家が危険な理由
最近よく見かけるようになった高断熱や高気密の家は、つくりすぎてしまうと、こんな活力のない凶相の家になってしまう。
私が受ける相談でも、活力のない子供やすぐにキレてしまう子供たち、アレルギーで苦しむ子供たちの問題が増えているが、その中でも特に、原因が金属にある金属アレルギーの相談が多い。
ご両親はその可能性についてもよく調べてみてほしい。
この子供たちが住んでいる家は高断熱・高気密の家が多い。
家の断熱性能を高め、気密性を高めるということは、いつも外部と遮断された状態で暮らすことになる。
室内の温度や湿度は一定に保たれて、いつも快適な状態だが、快適すぎる環境に慣れてしまうのも考えものだ。
一歩外に出れば、日差しが照りつける夏の暑い日もあるし、猛吹雪の凍えるような冬の日もある。
環境が大きく違えば、快適な家から外に出るたびに、負担も大きくなり、体が違和感を覚えてしまう。
子供たちの感情についても心配だ。
それでなくても、現代の生活は季節感を感じることが少なく、日差しの強さや風の冷たさ、鳥の声や花を見て、季節を感じる生活をしていない。
そのうえ、
外部と遮断された家で生活していれば、ますます情緒が豊かにならず、何に対しても感情を表に出さない無感動な子供や、反対にちょっとしたことでも過剰に反応して、すぐにキレてしまうような、不安定な子供にそだってしまう。
こんな子供たちには、季節の旬を彩る食材を食べさせ、さわやかな朝日を浴びて朝を迎え、昼は太陽と大地に接しながら思いっきり動きまわり、夜になればぐっすり眠る生活をさせたい。
寝室やリビングについては以下記事で詳しく紹介しています。
⇒寝室は最低でも6畳は必要!寝室の方角選びは幸福度が変わってくる!
⇒家相のリビングで吉相を凶相にする犯してはならないタブーとは?
心と体のリズムが整って、心の安定を取り戻せるはずだ。
本当の意味で良い家とは
私の考えるよい家とは、
家の中で季節の移り変わりが感じられる家だと思っている。
朝起きたときに、
「だんだん寒くなって冷え込みがきつくなってきたな」とか
「だいぶ暖かくなったな」
と温度の変化を体感でき、窓を開けて、日に入る若葉や花々の美しさに感動できる家だ。
こんな家が欲しかったら、必要以上に、家の中だけを快適にしようとしないことが肝心だ。
高断熱・高気密につくりすぎた家は、外部との接触をシャツトアウトしたポットのような家ではないか。
そんな状態の中で育った子供たちは、健康でいられるのだろうか。
子供部屋については以下記事で詳しく紹介しています。
⇒子供部屋の採光と窓はとっても重要!子供部屋の方角が非常に大事なワケ
季節の移り変わりなどを多感に感じとれる情緒豊かな人間に成長できるのだろうか、と心配だ。
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