家相の欠けを補う方法はない?張りの効用で運勢を強く大吉相へ

家相の基礎知識

あなたの家は、家相を考慮していますか?

欠けや張りを考えた上で家を建てたり、賃貸したりしていますか?

 

近ごろ、デザインを重視したしゃれたつくりの家がふえてきました。

住む人のニーズに合わせた個性的な家づくりは結構なことですが、あちこちに凹凸(欠け・張り)をつけた遊びの多いデザインや、建物の中心に庭を配置したデザインなどは、家相から見ると決してすすめられません。

建物の外観やデザインが目立ちすぎると危険!人の妬みや恨みを買いやすい?

 

この記事では、家相の欠けを補う方法はない?張りの効用で運勢を強く大吉相へ導く方法についてお話ししてみようと思います。

 

家を平面図で見たときの外周の凹凸(欠け・張り)は、吉凶がはっきり分かれています。

しかも、正確な知識がないと、えてして凶相になりやすい危険なものなのです。


家相では、建物の出っ張り部分を「張り」と呼び、へこんだ部分を「欠け」といいます。

張りはふつう吉相となり、欠けはどんな場合でも凶相です。

家相の基本についてはこちらの記事で紹介しています。

関連:家相とは方位だけでない!どの部屋を誰が使うかで吉凶が決まる!

関連:十二支方位はその人の健康をつかさどり九星方位は運命を左右する

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家相でいう張りと欠けとは

どこにも凹凸(欠け・張り)がなく完全に長方形の家というのは少ないものです。

家に凹凸(欠け・張り)がある場合、出っ張った部分に注目して「張り」と呼ぶのか、それともへこんだ部分に注目して「欠け」と呼ぶのか、という疑問が出てきます。

 

これを見分けるのは簡単です。

出っ張った部分の長さが建物の一辺の長さの三分の一以内ならば、「張り」と呼びます。

出っ張り部分が三分の一を超えれば、逆に残りのへこみ部分に注目して「欠け」と呼ぶのです。

まさにここが、吉凶を分ける境目というわけです。

 

「張り」と「欠け」の吉凶は、人間関係や仕事上の運気に大きくかかわってきます。

鬼門方位に欠けのある家は大きく運勢を落とす危険な家相だ!

会社の経営者や自営業者は意識的に家に張りをつけることが多いのですが、ちょっとしたツキのあるなしが事業の成功を左右することを熟知していればこそでしょう。

 

「張り」の吉相をとくに有効に使うには、一家の主人の十二支方位や九星方位に張りを設けることです。

たとえば西年、一白水星(いっぱくすいせい)の人なら、西か北の方位に張りをつければいいのです。

 

吉相の張りですが、例外となるのは北東と南西の両鬼門方位。

鬼門方位の張りは、一時的に物事が順調に運んでも、あとで大きなしっぺ返しを食う凶相です。

とくに南西の張りはここに家族定位をもつ主婦にも悪影響を与え、主婦の振る舞いを身勝手で粗暴なものにします

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たとえ生まれ星方位でも、鬼門の張りはタブーです。

生まれ星のどちらかが鬼門にあたる場合は、鬼門方位をはずして張りをつければいいのですが、たとえば昭和三十一年生まれの人だと、成年で八白土星のため、十二支方位は南西、九星方位も北東とどちらも鬼門にあたります。

 

生まれ星方位の張りの恩恵は受けられません。

吉相となる張りはどこ?

そこで、張りを大吉相にするもうひとつの方法があります。

生まれ星に関係なく、東南か北西に張りをつけることです。

ではここで、とくに吉相となる張りをまとめておきましょう。

【主人の十二支方位や九星方位の張り】

もっとも吉相。ただし、鬼門方位は絶対に避けること。

 

【東南の張り】

社会的な信用がつき、事業が上昇気運に乗る吉相。

 

【北西の張り】

事業の資金繰りがスムースにいく吉相。

 

さて次に、「欠け」はどの方位にあっても凶相となりますから、議論の余地はありません。

 

とくに、自分の十二支方位や九星方位に欠けがあると、その人の社会的信用や人間関係を大きくそこないます。

 

一家の主人の生まれ星方位に欠けがあると、家族の経済的基盤も安定しません。

主婦の生まれ星方位に欠けがあると近所づきあいがうまくいかず、子供の生まれ星方位に欠けをつくると学校生活や友人関係で問題を起こしやすい・・・というぐあいです。

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凶意が現れる欠けの方位とは

鬼門方位の欠けはもちろん大凶相ですが、その他の方位でも次のような凶意が現われます。

 

【北方位の欠け】

信じていた人に裏切られる凶相。

長男が親の期待に背いて非行に走ったり、自分が育てた部下に足をすくわれたりする。

 

【南や東南方位の欠け】

プライベートな問題で信用を失う凶相。

あらぬ噂を立てられたり、隠しごとが明るみに出て不利な立場に追い込まれる。

 

【東方位の欠け】

何事にも弱気になり、守勢に立たされる凶相。

大切な決断のチャンスを逃してしまい、失敗しやすい。

 

【西や北西の欠け】

資金や人材不足に悩まされる凶相。

融資のあてがはずれたり、有能な部下が去っていく。

 

注意しておきたいのは、建物の中央に庭を設けたり、庭を囲むように建てた大きいコの字型の家の場合。

これは家相上では最悪の「欠け」とみなします。

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事業主の場合は、欠けは絶対につくらないのが家づくりのポイント

サラリーマンなら会社という後ろ盾がついていますから、少々の欠けはそれほど気にしなくてもよいでしょう。

ただし、欠けの長さが一辺の四分の一以下で、欠けの方位が主人の十二支方位や鬼門方位からはずれていることが条件です。

家相で考慮すべき間取りの注意点についてはこちら

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