沼や池、田んぼの分譲地は事前のチックが必要!土地の本来持っているパワーが出ない可能性が大いにある。
理由は1つ、家相学上、腐敗した気がたまりやすい凶相の地形となり、水がたまるだけではなくマイナスの気も滞りやすいということだ。
沼を埋め立てた分譲団地の例
東京近郊のS県からの依頼で、築十年の住まいに出張をしたが、その地域は以前には大きな沼があった場所で、大規模開発の結果、沼を埋め立てて大型の分譲団地に生まれ変わっている。
開発の際には、以前の地名も変更し、「○○沼町」という名称から沼の一文字を取り、今風の呼び名に変わっているので、事情を知らない人なら、この土地が以前は本当に沼だったということはわからないだろう。
しかし、地形の特徴やその土地の持っている気を感じることができれば、その土地に沼があったことが感じられる。
十年ぐらいの年数では、以前の地形の影響が十分に残っているからだ。
当然、役所に確認し、地盤調査などを行うことでもわかることだ。
元来、土地というものは、それほど平坦ではない。人間が意識して造成することで平坦な地形になるが、自然のままの地形では必ず高低がある。
たとえば清らかな湧き水がたまった池が、地域の発展とともに人々の癒しの場所になっている町は、どこにでもあるが、こんな町の地形は、一番低い所にできた、その池を取り囲むようにして家が建っている。
水は低い所に流れるので、当然のことだ。
池や沼や田んぼは凶相の地形にあたる
田んぼの場合でも、山間地にある棚田は別だが、それ以外であれば、水利を考えて水を引きやすい、まわりよりも低い地形の場所が選ばれている。
つまり、池や沼、田んぼだった場所の分譲地は、もともとの地形が低くなっていて、水がたまりやすい状態になっているといえるだろう。
通常、田んぼなどの分譲地の場合は、軟弱な地盤から建物の不同沈下などが心配され、基礎なども軟弱地盤に対応した設計強度を保てるような構造になっている。
こんな対応ができていなければ、家相を考える以前に、危険なので安心して住むことはできない。
しかし軟弱地盤に対応できているからといって、全ての面で安心はない。
池や沼、田んぼのあった場所は、周囲から見ても低い場所にあるので、家相学上、腐敗した気がたまりやすい凶相の地形となる。
つまり、水がたまるだけではなく、マイナスの気も滞りやすいということだ。
池や沼の場所は造成してもマイナスの気が溜まりやすい
この世の中には意味のないものはなく、すべてのことに理がある。
マイナスの気がたまりやすい土地には、自然と池や沼ができて、清らかな状態を保てば、公園などに利用して立派な癒しの場所になる。
しかし、理め立てて人が住もうとすると、気が滞るので問題が出てしまう。
つまり、池や沼ができる所は、最初から人が住みにくい地形になっているので、そんな場所を造成しても、吉相の土地にはならない。田んぼだった場所も同じようなことがいえ、田んぼに適した場所では、人間が住まいを建てることに適さないということだ。
分譲地に住まいを建てる場合には、軟弱地盤の対応だけではなく、腐敗した気を吹き飛ばすほどの採光と通風にすぐれた吉相の住まいにすることも大切なことである。
家を建てる時に気を付けなければならない土地とは
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