家相の相談を長年続けていると、家の間取りや詳しい事情を聞かなくても、相談者の症状を見るだけでも、ある程度は状況を判断できるようになる。
たとえば、女性の相談者が婦人系の病や更年期障害で苦しんでいるときは、浄化槽や汚水管、池などの方位や配置に注意して、相談を受けるように心がけている。
つまり、この浄化槽や汚水管などの水まわりの配置に問題があると、男性よりも女性にトラブルの影響が出やすいからだ。
家相での浄化槽の配置の恐ろしさ
最近の浄化槽は、合併式のタイプが標準化されていて、トイレの汚水だけではなく、キッチンや浴室の雑排水もいっしょに処理をしている。
大きさは、浄化槽の容量によって違うが、だいたい畳一枚分程度になっている。
この浄化槽の方位を凶相にすると、家の中のトイレや浴室の配置に注意しても、結果的に問題が出てしまう。
家相のトイレと浴室については以下記事で詳しく紹介しています。
⇒浴室の風水と家相での注意点!浴槽の湯の貯め置きはダメな理由とは
浄化槽を配置する注意点
浄化槽を配置して一番危険なパターンは、家の中心から見て北東の表鬼門や南西の裏鬼門にある場合、家族の十二支方位にあっても危険だが、特に主婦や長女などの女性の十二支方位には絶対に配置してほしくない。
また、浄化槽に接続している汚水管は、建物から最短距離で外に出すこと。
その際に玄関前を横切るのは危険だ。
玄関の家相については以下の記事で詳しく紹介しています。
⇒玄関前にトイレの汚水管を通すな!家族が原因不明の病気になる?
⇒家相でみる玄関の吉凶方位とその対策とは!玄関は仕事運を左右する
⇒こんな玄関はトラブルに遭いやすい!いじめやリストラに遭う家相とは
浄化槽を駐車スペースの地下に埋設することもあるが、これは問題ない。
例外的なケースだが、住宅の内部や玄関ポーチの地下に浄化槽が埋設された家もあるが、これはどう考えても、危険で理解に苦しむ。
どんな事情があっても、自分たちの住まいの床下に浄化槽が埋設されることなど、考えられないことだ。
家相で考える池を作る注意点
池については、どの方位にあっても凶相だ。
小さな池から本格的につくり込んでいる池まで、すべて家相との相性が悪い。
特に凶相といえば、南西の裏鬼門にある池だろう。
この方位に池をつくると、必ずといってよいほど、家族に災いが起きてしまう。
家相について詳しく知らなくても
「家は凶相で危険」
とか
「池をつくるとその家の女性が病弱になる」
とかの言い伝えなどで、風習のように池を避けている事情もあり、池を設けることが少なくなっているが、確信犯のように池をつくつてしまう方もいる。
北陸地方まで出張して受けた相談では、新築の際に大きな池をつくつてしまった。
主人の生家では料亭を営んでいたので、小さなころから池で遊んだ経験があった。
そこで、妻や娘たちが止めるのも聞かずに、立派な池をつくつてしまったのだ。
ところが、新築してから三か月ほどたつと、妻や娘たちの体調が悪くなり、治療をしても完全に回復することがない。
結局は、池をつぶして庭をつくりかえた。
しばらくすると、妻と娘の健康も、もとの健やかな状態に戻すことができた。
本来、家相から受ける影響は、男女の区別なく受けるものが多く、男性や女性などの性別によって影響の出方が違うのは珍しいことでもある。
しかし、傾向のポイントを知っていれば、避けることもできるはずなので、ぜひ理解してほしい
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