家相のトイレの方位は重要で特に考えなければならないものです。
しかし、トイレや浴室に窓がない家は方位に関係なく危険な家相といえる。
それだけで凶相で、家族の健康に影響するのです。
・トイレの方位については以下記事で詳しく紹介▼
本来の家相学は、住環境を向上させるためにあるので、家相のよい家とは、住みやすい家でなければならない。
家は、建築基準法などの法律の制約や住宅資金などの予算の制約を受け、なかなか思いどおりには建てられないものだが、家相を上手に活用すると、住環境にすぐれた、住みやすい家ができるはずだ。
トイレに窓がないケース
最近の傾向として、一般の住宅でも、トイレや浴室に窓のない間取りが増えている。
先日、相談を受けた方の図面にも、二か所あるうちの一つのトイレに窓がない。
マンションならともかく、一戸建ての木造住宅でもこんなケースが増えている。
法律上、窓がとれなくても、換気扇がついていれば許可されるが、家相では凶相になる。
使い勝手を考えても、不便だと思う。窓がなければ、トイレは暗いし、においや湿気もこもる。
換気扇をつけてあっても、ブンブンまわる強力なものでなければ、そう簡単には臭気も湿気も取り除けないはずだ。
窓がとれないトイレの影響で、病気になった実例は多い。
マンションだったが、30代でガンを発病し、妻の献身的な介護のかいもなく亡くなってしまった男性や、リフォームのとき、寝室のそばにトイレが欲しいからと窓のないトイレをつくって大病を患った女性など、いくつも思い出すことができる。
どんな事情があっても、絶対にやってほしくない家相の一つといえる。
浴室に窓がないとどうなる?
浴室にも窓をとってほしい。
トイレと比べれば凶意は落ちるが、それでも危険な家相だといえる。
窓のない浴室が原因で、生死にかかわる大病までひどくなってしまうケースもあるが、家族全員の体調を徐々にむしばんでしまうことが多い。
いつも元気がないとか、風邪を引きやすいとか、極端に悪くならなくても、いつも具合が悪いことが多く、慢性病などの長患いになる心配もある。
・家相の浴室の注意点とは▼
⇒浴室の風水と家相での注意点!浴槽の湯の貯め置きはダメな理由とは
窓のないトイレや浴室の問題点とは?
また、このような窓のないトイレや浴室には、もう一つ大きな問題がある。
それは、汚水管の扱いだ。
窓がない場所に水まわりを置けば、そこから排水される汚水管が建物の床下を通る。
これも家相学上では大凶相になる。
・以下記事で詳しく説明しています▼
⇒浄化槽や汚水管の水回りの配置は要注意!婦人病など女性が危ない家相
汚水管は床下のどの部分に配管しても凶相だが、建物の中央部に配管されていた場合は最悪。
こんな家では病人が絶えず、医者と縁がきれない家相ともいえる。
・以下記事で詳しく説明しています▼
⇒キッチンの間取りと水回りの間取りに注意!家の中心は病気がちになる
今まで、私は何度かこんなケースの凶相を改善したことがあったが、これには費用も手間もかかる。
床下をはがして凶相の汚水管を取り去り、トイレや浴室も撤去して、まったく違う場所に新設する。
しかし、手間をかけたかいもあって、工事終了後は、家族の健康問題も徐々にではあったが、必ず改善されていった。
健康は、損なってみないと、本当の価値はわからないのかもしれない。
生身の人間であれば、必ず体調を崩すこともあるだろうが、凶相の影響で病気になることだけは避けてほしい。
コメント