家相を大切に考えている人たちにとっては、「鬼門」に玄関を配置した家など、考えられないことだと思う。
「鬼門の玄関の家」は、凶相の家の代名詞ともいえる。
玄関が鬼門の方位にあると危険なのだ。なぜならば、金運も仕事運も全て恵まれないからである。
しかし、こんな危険な家も、残念なことに、よく見かける家でもあるのだ。
鬼門の家とは
家の中心から見て、北東の45度の範囲を表鬼門といい、その反対にある南西の45度の範囲を裏鬼門と呼ぶ。
この両鬼門の範囲に玄関を配置した家が、大凶相の「鬼門玄関の家」だ。
鬼門に玄関があると、どんなアクシデントが起きるのだろうか。
世の中には、幸運に見放されている人が少なくない。
一生懸命に努力しても、なかなか努力が実らず、結果が伴わないのだ。
⇒こんな玄関はトラブルに遭いやすい!いじめやリストラに遭う家相とは
たとえるなら、最初から宝が埋まっていない場所を、まじめにこつこつ掘り続けている人。
汗水たらして、懸命に毎日努力をしているが、掘っても掘っても宝は見つからない。
宝のない場所を一生懸命に掘っても、最初から宝がないのだから、努力が報われることはない。
何の努力もしない者に、宝など手に入るわけはないが、どんなに努力をしても、まったく報われないのであれば、これほどむなしいことはない。
つまり、鬼門に玄関のある家に住むと、努力が報われず、悲惨なアクシデントに見舞われることになってしまう。
鬼門で起こるトラブルとは
北東の表鬼門に玄関があると、金銭面でのトラブルが多い。
友人や親戚の連帯保証人になって、多額の借金を背負ってしまうケースや、今まで順調だった会社の業績が悪くなり、倒産してしまうケースなど、いくつも目にしている。
どちらかというと、南西の裏鬼門の玄関の場合には、人間関係が悪くなることが多い。
浮気が原因で離婚をしたり、上司や部下のトラブルに巻き込まれたりしてしまう。
こんな相談もよく受けている。
なぜ、鬼門方位が凶相かという理由については、別記事でも説明したが、鬼門は中国古来の数事になとえられ、季節風や偏西風の影響、太陽光線と土壌の物質の化学反応説など、伝説のようならのから科学的なものまで多種多様ある。
⇒家相とは方位だけでない!どの部屋を誰が使うかで吉凶が決まる!
⇒十二支方位はその人の健康をつかさどり九星方位は運命を左右する
しかし私は、
この諸説についでの真偽を論じることよりも、今までの経験から、「鬼門方位は非常に危険な方位である」と確信をしている。
前述した相談に加え、鬼門の怖さをいくつも体験してきているので、頭で考えるようも、心で実感できるからだ。
人間が暗闇を怖がったり、目に見えない神仏の存在を畏れるように、とにかく鬼門方位は理屈ではなく危険な方位なのだ。
家の中心から見て北東の45度と南西の45度の範囲の鬼門の中でも、その真ん中を貫く鬼門線上が最も危険。
両鬼門とも、この鬼門線上に玄関扉が配置されていれば、最悪の家相になる。
しかし、この鬼門方位に玄関のある危険な家は多い。
ハウスメーカーのプラン集でも、新聞の折り込み広告でも、必ずこんな家を見かけてしまう。
少しでも、こんな危険な家が少なくなることを祈っている。
玄関については以下の記事でも詳しく紹介しています。
⇒家相でみる玄関の吉凶方位とその対策とは!玄関は仕事運を左右する
玄関の凶相の対処法についてはこちら
コメント
[…] ⇒玄関が鬼門の方位にあると危険!金運も仕事運も全て恵まれない! […]