かつては二階建ての家というと、一階にトイレや台所、浴室など、家族がふだんの生活に使用する共同の場があり、階上は寝室や子供部屋という間取りがほとんどでした。
つまり家相のうえでもっとも扱いの面倒なものは、ほとんど一階に集中していたわけです。
ところが最近では、
家の二階間取りにもトイレを設けてより便利にする傾向や、二階に若夫婦が住んで台所も浴室も一階とは別に設けてある住宅も出てきています。
そこで、家相で考える家の二階の間取りにも家相のタブーがあることを知っておき、こうした不浄物を上手に配置する必要が出てきたのです。ここで家相上の二階のタブーをまとめておきましょう。
二階の間取りの凶相について
まず、間取り以前の原則として、
二階部分はあくまで一階の面積の範囲内におさめることが必要です。
二階の方が一階より張りだした「キャンティ・レバー(片持ち式)」という様式の家がありますが、これはいくら構造上安全に建ててあっても、家相上は凶相となります。
こういう場合には、二階部分を一階にあわせて削るか、一階部分を建て増しする修正が必要です。
ただし、ベランダが一階よりも出っ張っているのは問題ありません。
二階の面積が一階の範囲内であれば、あとは二階の形によって吉凶に差が出ることはありません。
たとえば二階の外周に引っ込みがあっても、一階の場合と違って「欠け」とはみなされないため、凶相ではありません。
二階の間取りで気を付けること
次に、不浄物の配置についてですが、
二階にトイレやキッチン、浴室を設ける場、一階の中心からみた凶方位を避けることはもちろん、二階からみた方位も注意しなければなりません。
⇒家相のキッチンでのポイントは火気と流し!凶方位は健康を損なう
⇒浴室の風水と家相での注意点!浴槽の湯の貯め置きはダメな理由とは
一階と二階の両方の方位で判断するのです。
たとえば水洗トイレの場合、
凶となるのは北の子方位、北東の寅方位以外、南方位、南西の未方位以外と、西方位です。
一階の中心からはかっても、二階の中むからはかっても、これらの方位から外れていれば、安全と言えます。
二階の中心も一階とは別に出して、二重にチェックする必要があるのです。
台所の流しと人気、浴室の浴槽と火気についても同じです。
二階の中心からみた凶方位も避けるようにしてください。
さらにトイレの場合は、
玄関の真上に設けるのも凶相となるので注意が必要です。
⇒家相でみる玄関の吉凶方位とその対策とは!玄関は仕事運を左右する
トイレを設けても安全な東方位や東南方位は、玄関も大占相となる方位のため、家相に気を使った結果、二階のトイレが玄関の上に位置してしまうケースがあるのですが、毎日不浄物の下を出入りしているのでは、せっかくの吉相の玄関も台無しです。
言うまでもないことですが、仏壇や神棚の真上にトイレや浴室、台所があるのも凶相中の凶相となりますので、避けてください。
⇒床の間や神棚の方角はどっち?仏壇を祭るには意味と方角を理解して!
家相でのトイレの考え方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
二階にトイレや浴室などを設けるのは、家族にとっての生活をより快適にするための工夫のひとつでしょう。
しかしもともと扱いの難しいものですから、配置には十分に気を使ってこそ、生活面でもプラスの結果が出てくるのです。
家相で考慮するべき点についてはこちらの記事も参考にしてください。
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